【住吉】130年の伝統と新たな進化『粟新』

大阪の伝統を守る130年つづく名店にせまる！

今回は大阪市住吉区上住吉にお店を構える、こちらのお店にクローズアップ！
「私の家族では祖父の代からお世話になっているお店です。伝統に裏打ちされた、ここの粟おこしは他の粟おこしにはない香ばしさがあります。また伝統的なお店にもかかわらず新商品もあるので、いつも楽しませてくれます。住吉大社に参詣した時には必ず家族のおみやげに買います。家族の思い出がつまったお店なのでサイトでも紹介していただきたいです。」とTUNAGARIユーザーの口コミ情報を受けて駆けつけた、『粟新』さんを取材させていただきました！

お店は南海電鉄住吉東駅から徒歩5分ほど。駅からも徒歩で気軽に行ける立地です。

全国に2300社ある住吉神社の総本社で、摂津国一之宮として崇敬をあつめ、年のはじめには200万人以上の参詣者が訪れる≪住吉大社≫からも徒歩5分ほどの立地で、参詣ついでにも行きやすいのも嬉しいですね♪

明治25年創業、激動の時代を生き抜き大阪という街に愛されてきた『粟新』さん。今回は平安時代に起源をもち、伝統あるお菓子である粟おこしの名店『粟新』の代表・向井さんに直接インタビューでお話を伺ってみました。

『粟新』の代表・向井さんにインタビュー！

お店のコンセプトやスタイルを教えてください！

「粟おこしの起源となる平安時代からの伝統を守りつつ、時代に合ったを要素を取り入れながらの新商品の開発など、お客様に喜んで頂けるおこし作りに精進しております。」

『粟新』さんのおすすめとこだわりを教えてください！

「粟新では、粟おこしに適した国内産の「うるち米」と「もち米」を厳選し、自社にて精米、
砂糖や水飴も米の旨みと香りを引き立てる最良のものを使用しています。
米の加工から製品まで一貫生産、素材の持ち味を生かしたおこし作りを心がけております。お米を厳選しているので他にはない香ばしさが一番の強みになります。」

「穂の香や香味煎菓は味の種類も豊富に揃えています。お客様には選ぶのが楽しいと仰っていただいています。」

「他にも、いしいし三芳包みという商品もおすすめです。これは柔らかいのですが、かりっとしており食感が楽しめるものになっています。アーモンドバターと生クリームが入っており、お米の香ばしさとのマリアージュが楽しめる一品になっています。木箱に入っているので是非とも贈答品としてもつかっていただきたいです。」

記事を見ている方にむけて一言ください！

「おこしは大阪の文化なのでそこを大事にしていき、新しいおこし、美味しいおこしを作り続けたいです。新商品も考えています。

大事な人の手土産や、贈答品で困っている方は是非ご来店ください。
インターネットで注文もできるようになっています。」

明治から脈々と受け継がれてきた伝統をしっかりと継承しつつも、時代に合った商品を新たに開発する飽くなき探求心！
今後も『粟新』から目が離せません！

インターネットからのお取り寄せこちらからどうぞ♪
お店からご自宅が遠い方でも名店の味が楽しめます。是非チェックしてみてください♪

店内併設の喫茶コーナー『茶房粟新』※現在コロナ禍の為閉鎖中

「参詣で歩き疲れた方にホッと一息ついていただきたくて」と店内に併設された、喫茶コーナー『茶房粟新』。コロナ禍は閉鎖となるため、再開が待ち遠しいくらい、本来なら老舗『粟新』さんのオリジナルスイーツが楽しめる空間なんです。

ここでしか味わえない、粟おこし店ならではの絶品スイーツをご紹介♪（再開の際は、ぜひ足をお運びください♪）

材料からこだわったパフェやぜんざい・かき氷
これらのスイーツに使用している寒天は向井さん自ら「天草」を採取し「寒天」にまで仕上げ、白玉は注文後に作るとか。メニューには「香煎」（おこしの原料であるもち米を煎ったもの）を使用したおこし店でしか食べることができないものもあるそうです。（コロナ明けが待ち遠しいですね♪）