【心斎橋】厳選したおすすめコーヒー店！『B portland coffee roastery』

“焙煎したて”にこだわったコーヒーがいただけるコーヒー専門店『B portland coffee roastery』

今回は大阪・心斎橋駅周辺にある、焙煎したてのコーヒーがおいしいと人気のコーヒー専門店『B portland coffee roastery（ピーポートランドコーヒーロースタリー）』へお話を伺ってまいりました！

逆三角のロゴが目印のお店『B portland coffee roastery』。モノクロのシンプルな外観はとてもスタイリッシュで、賑やかな心斎橋の街中でも一際目を引きます。いざ店内へと入ると香ばしいコーヒーの香りがふわっと体を包み込みます…。

「とにかくコーヒーにすごくこだわりがあるんです」とオーナーが語る『B portland coffee roastery』では、代表であるオーナーを含め、スタッフがコーヒー店出身が多かったことをきっかけに、心斎橋の一角にある自社ビルの1階部分に空室ができ、立地もよかったことから“ここでコーヒー屋をやろう”とどんどんお話が進んでいったんだそう。また、やるなら本格的に！ということでお店には焙煎機を導入し、コーヒーを主軸にしたお店『B portland coffee roastery』が誕生しました。

白を基調とした内装は、家具の配置やインテリアの1つ1つまでこだわりが感じられ、店内を眺めているだけでも楽しませてくれます。また、店内の中心部に置かれた大きな木は、まるで小鳥が一休みしたくなるような止まり木のよう…。
そんなこだわりが詰まったおしゃれ空間には、カフェの定番であるカウンター席やまったりくつろげるテーブル席、そして筆者のおすすめは“止まり木”を三角形に囲んだベンチ席です！自然を感じながら、とっておきの場所でいただくコーヒーは格別ですよ…。

注文を受けてから豆を焙煎する、“自家製コーヒー”をぜひ味わってみて！オーダー焙煎も可能です！

『B portland coffee roastery』では、専門の焙煎士がハンドピッキングした生豆を丁寧に焙煎・抽出して、お客様へご提供いたします。“ハンドピッキング”とはコーヒー豆の生豆・焙煎豆に混入している欠点のある豆や異物を人の手で取り除く作業のことを指します。さらに、ハンドピッキングは施すことで欠点のある豆をほどよく取り除き、あえて一部の過発酵豆などを残すことで、それぞれの豆の本来の味をお客さまに楽しんでもらうことができるのです。

「店内で焙煎することで味を劣化させず、最もおいしい状態の豆を楽しめるのが自家焙煎の強みです」と話してくださったオーナー。実は『B portland coffee roastery』では、元々は違う焙煎所でお店オリジナルのブレンドを作っていただいていたそうなのですが、もっとおいしいコーヒーを届けたいという思いからお店独自で焙煎することになったんだそう。
お店には焙煎機が2台設置されていて、オーダー焙煎も受けているんです！オーダー焙煎とは、豆の銘柄、浅煎りや深煎りなど「こういう物が欲しい」というオーダーをお客様から受けた後に焙煎をしていただけるんです。ちなみに『B portland coffee roastery』では、日本で唯一ヨーロッパ製の焙煎機を使っているんだとか！
コーヒー豆の銘柄は、エチオピア・インドネシア・グアテマラ・ケニア・コスタリカ・メキシコ等の豊富なラインナップから選ぶことができ、おひとつ200g〜のご注文が可能となっております。「焙煎所というのが敷居が高いというイメージがあるのですが、焙煎機を置いたお店でも気軽に入っていただけるお店作りを目指しています」とオーナーは自家焙煎への想いも語ってくださりました。ぜひ『B portland coffee roastery』でお好みの煎りたてのコーヒー豆を見つけてみてくださいね。
また、豆だけではなくお手軽にコーヒーを味わえる「ドリップパック」もご用意しておりますので、おいしいコーヒーを飲みたいけど豆から淹れるのはちょっと面倒…という方はこちらもぜひぜひチェックしてみてくださいね☆

「クリームドーナツ」の写真 — **「クリームドーナツ」**と**「ローストコーヒーソフトクリーム」**

看板メニューのコーヒーと並んで人気があるのが、“自家製のスイーツメニュー”です！『B portland coffee roastery』では、基本的には“すべて自分たちでやる”というクラフトマンシップを重要視しており、既製品に頼らず、スイーツ含め生地から自分たちで手作りをしているんです。なので、他のお店では味わえないスイーツはどれも絶品とお客様からも好評なんです♪
ちなみに焼き菓子はすべて日替わりでお店に並ぶ商品が変わるので、どのスイーツに出会えるかはその日次第なんだとか！

人気スイーツのひとつである「クリームドーナツ」は、穴のあいていない生地に自家製のコクのあるクリームもたっぷりと詰め込みました！ちょっと押すだけでも溢れてしまうほどのクリームは、こっくりとしていてほどよい甘みがコーヒーとも相性抜群です。ちなみにこちらのクリームドーナツは、お土産に10個買っていったお客様もいらっしゃるほどの大人気スイーツとなっておりますので、甘党さん必見の出会えたら絶対に食べておきたい逸品です！！

コーヒー専門店ならではの「ローストコーヒーソフトクリーム」は、お店で提供しているエスプレッソを濃厚なソフトクリームに仕上げた一品！こちらはビターとスイートの2種のフレーバーがあり、“ビター”はジャワ島産のコーヒー豆を主体にブレンド・焙煎したエスプレッソを使用しており、コクのある苦みと甘みが混ざり合う、大人な後味が特徴です。“スイート”は、ブラジル産コーヒー豆を主に2種類の豆をブレンド・焙煎し、香り＆ミルクの相性に特化したエスプレッソを使用しております。口に入れた途端にコーヒーのフルーティーな香りが広がるとともに、濃厚なミルク感を味わうことができます。ちなみに味わえるフレーバーは日替わりになっており、ビターかスイートのどちらかになります。お店の方も“まさに食べるカフェラテ”と称する極上スイーツをお楽しみください。

「ラムレーズンとリコッタチーズのタルト」は、中の生地がしっとり、タルト部分がほどよいサクサク感があって、上品な甘さが楽しめるスイーツとなっております。生地が何層にもなっているので、奥深い味わいを堪能することができ、チーズの酸味とレーズンの甘酸っぱさが相性抜群でしつこさがないのでペロリといただけちゃいます。コーヒーのお供にもぜひ！

『B portland coffee roastery』では“クラフトビール”も提供しており、これがまた人気があるんです！
みなさんも「クラフトビール」という言葉は一度は聞いたことがある方も多いとは思いますが、一体どんなビールかご存じでしょうか？ “クラフト（craft）”という言葉は英語で技術・職人技などを意味を持っています。クラフトビールの定義は諸説あるそうで、「ブルワーズ・アソシエーション」というアメリカの協会が定めているクラフトビールの条件によると、①小規模であること、②独立していること、③伝統的な原料や製法で造っていることが必須なようです。
今のところ明確な定義はない日本では、その流れに則って、大手のビールメーカーが量産するビールと対比させて、地域密着型の小規模な醸造所で造られるビールと表されることが多いです。つまり、簡単にいえば“手作りのビール”です。なので、作り手の影響が良い意味で出やすく、多種多様なビールを味わえるのがクラフトビールの魅力なんです！

そんなクラフトビールを『B portland coffee roastery』では、オーナー自ら厳選した個性豊かな銘柄を取り揃えております！お店ではボトルビールやグラスビールで提供しており、一杯600円からいただくことができます。生粋のビール好きもついハマってしまうというクラフトビールをぜひお楽しみください。ジャンルに富んだラインナップをご用意しておりますので、きっと自分好みの銘柄に出会えるはず！

みんなに愛されるコーヒー焙煎所を目指して…。

オープン以来、自家焙煎にこだわったコーヒーを届け続けてきた『B portland coffee roastery』。「とりわけ目立った変化はあまりないが、コーヒー豆を売っているお店というのが結構周知されてきたのを肌で感じています」とオーナー。最近では店内での飲食だけではなく、オーダー焙煎の注文もかなり増えてきたんだそうで、筆者がインタビューに伺った際もコーヒー豆を求めて訪れるお客様が多く目に留まりました。『B portland coffee roastery』の自家焙煎コーヒーを、テレワークやお家時間のお供にぜひいかがでしょうか？

最後にオーナーは「引き続き、気軽に入っていただける珈琲焙煎所というのを目標にして、“最強の止まり木”を目指してやっていきたいです」とお話してくださいました。

大阪・心斎橋駅近くにお越しの際は、『B portland coffee roastery』へぜひ足を運んでみてくださいね。