【北池袋】半世紀以上変わらない味を守り続ける『中華楼』

チャーハンの写真

半世紀以上の歴史を超えてもなお変わらない、あの日あの時食べた中華の味

今回は東京都豊島区にお店を構える、創業より54年(2020年取材当時)の歴史を誇りながらいつ来ても変わらぬ味を提供し続ける中華料理店『中華楼(ちゅうかろう)』さんを取材させていただきました。

お店はどこか懐かしさを感じさせるレトロな店構え。ガラスの扉を開けると、そこはまるで古き良き時代の人情ドラマの世界に来たような、これぞ中華料理店の趣と風情の感じる空間が広がります。

そんな懐かしさとアットホームな雰囲気が共存する店内から、中華鍋とおたまがカンカンッと触れ合う小気味良い音とホワッ卵や肉の焼けた食欲そそる香りがお出迎え。

『中華楼(ちゅうかろう)』ご主人は二代目の店主。

54年前初代のお父様が中華楼という中華料理屋から独立した際、のれん分けして名前をもらったのが今のお店の形に。そんなお父様のお店を継ぎ今の2代目ご主人は創業より50余年間の変わらぬ味を届け続けているんだとか。

ご主人とは別に『中華楼(ちゅうかろう)』さんにはもう一人料理人がいて、実はその彼が初代のお父様の代から鍋をふるう料理人で、何を隠そう今も変わらず『中華楼(ちゅうかろう)』さんの味を守り続けている立役者なんだそうです。

初代のお父様の時から来てくださっていたお客様の息子さんやそのお孫さん…と家族代々での常連様が多い『中華楼(ちゅうかろう)』さんには、時代の流れと移り変わりを見守ってきたあたたかな歴史があります。

現二代目店主のご主人は「時代に合わせて味も変えていかなくては」とも考えていたんだそうですが、本当に大切なことは味やこだわりを流行に乗せて変えることではない、と強い思いを見せてくれました。

「チャーハンや、定番ものの味は変えたくないんです。昔家族で来た時のあの味と変わらないまま。そこを守り続けるのがこの店の一番大切にしているところです」と語る二代目ご主人からは伝統を大切に背負うあたたかい気持ちとお店にかける思い、お客様へ対する愛が溢れんばかりに伝わってきました。

そん『中華楼(ちゅうかろう)』さんの変わらない味わいは常連のお客様や噂を聞いた食ツウからも定評が。『中華楼(ちゅうかろう)』さんにきたなら是非とも味わっていただきたいメニューをご紹介します。

この見た目、この香り、この味わい。求める者の胃を掴み続ける逸品

『中華楼(ちゅうかろう)』さんに来たならライターが是非味わって欲しい一押しのメニューは、何と言っても王道勝負、定番のチャーハンと人気の餃子、そして大ぶりのエビ料理です。

  • チャーハン

『中華楼(ちゅうかろう)』さんのチャーハンは炊き立てのご飯のようにしっとり、ふっくらした味わいです。パラパラのチャーハンよりも味わいに深みとコクが感じられ、あっさり味の中華スープとの相性も◎。具沢山の見た目通り、食べ応えも抜群。そして流行のパラパラではなく、伝統のしっとりチャーハンとあって他でもない「ここのチャーハンが美味しい!」の声も多く、創業から不動の人気を誇っています。ライターも一口でおなかの底から思わずホッとするような「あ、なんだかすごく懐かしい」と思えるあたたかい味のチャーハンです。

  • 餃子

包み込む皮は薄く、パリッとした表面でありつつ皮と具の接する部分はモチッと。そしてひとくち口に運べばジュワりと肉汁が溢れ野菜もたっぷり。そこに生姜が効いてシメてくれるこの絶妙なチームワークがたまりません。ライターはラー油とお酢と醤油を1:1:2でカスタムしたタレを、この具沢山の餃子の味わいを邪魔しないようほんの少しつけて食べるのが至高でした♪

  • エビチリ

ご主人に伺った数々のこだわりの中でも一番こだわっている食材として挙げていたのがエビ!『中華楼(ちゅうかろう)』さんのエビ料理には身が大ぶりでボリューム満点のブラックタイガーが使用されており、ご主人も「これだけは譲れない」と強くおっしゃっていたお店の珠玉の逸品。エビ料理の中でもオススメは、そのブラックタイガーを惜しげもなく贅沢に使ったエビチリ。大きく締まったプリップリのエビに甘辛チリソースが絡むとご飯が止まらない!ピリッと辛いけれどふんわり卵がまろやかにしてくれるのでお子様にも人気。大人はすぐにビールをキュッと行きたくなる衝動に駆られるはずなのでこの旨さ、要注意…!笑

いかがでしたか?

54年間、愛され続けている『中華楼(ちゅうかろう)』さん。二代目元店主のご主人は「これからも変わらぬ味を届けるため、お父様から継いだお店を守っていく」と優しく、しかしながら確固たる強い眼差しでお話ししてくれました。
あの時食べた味を変わらず届けていたいという思いがたくさんつまったお店。みなさんも是非その目で、その舌で堪能してください。

『中華楼(ちゅうかろう)』の想い

昔家族で来た時のあの味を。

この先も初代からの味を守り、

お客さんにも家族代々で変わらぬ味を感じてほしい。

中華楼(ちゅうかろう) 二代目店主

『中華楼(ちゅうかろう)』は北池袋より徒歩8分

中華楼の外観

『中華楼(ちゅうかろう)』さんは北池袋より徒歩8分とアクセスも良好。

営業時間は平日・土日のランチタイム11:30~15:00 (L.O 14:30)、ディナータイムは17:30~0:00 (L.O 23:30)となっており定休日は火曜日です。ランチの立ち寄りやお仕事終わりの宴会にも、また、日曜も営業しているのでファミリーでの休日外食にも利用しやすいですね♪

※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。

店舗情報

中華楼(ちゅうかろう)
〒170-0012 東京都豊島区上池袋3丁目1−28
03-3916-9363

コメントを残す