【御成門】都内で二つ星の精進料理『精進料理 醍醐 』

高級感溢れる『精進料理 醍醐 』でいただける精進料理はイメージを覆すほど!

『精進料理 醍醐 』外観画像

今回は、東京都港区にあるミシュラン二つ星を獲得した精進料理が味わえるお店へやってきました。
「都会の真ん中ということを忘れさせてくれるくらい素敵なお庭と鶯の水浴びや様々な鳥などを眺めながらゆっくりとした時間を過ごせます。お肉やお魚が大好きな方でも、フレンチや中華などと同じくらいの満足感、ボリュームを楽しむことができるので、ぜひ一度行ってみて欲しいです。」とクチコミをいただきまして伺いました『精進料理 醍醐 』へインタビューさせていただきました。

『精進料理 醍醐 』は都営三田線「御成門駅」A5出入口より徒歩5分のところにお店を構えています。

都営三田線「御成門駅」A5出入口を出て、日比谷通りを右手に進みます。「芝郵便局」を過ぎた道を左に曲がりしばらく真っ直ぐ進むと、十字路があるので、そこの信号を渡たところに『精進料理 醍醐』があります。

お車でお越しの方は、愛宕タワーの西を左折して入ると数台の専用駐車スペースがあります。ここはもともとお寺の敷地の一部が高級マンションになったそうで、マンションと関係なく専用エントランスと駐車場があります。係の人が誘導案内してくれるので迷うことなくお店に向かうことができます。

『精進料理 醍醐 』店内画像

エレベーターで上がると広い日本庭園があり、そこには井戸があったりと都内の中心部だとは思えないほどゆっくりした時間が流れています。全席個室で掘りごたつになっており、日本庭園を眺めつつ食事を楽しむことができるので、接待で利用される方も多いそうです。隣にはお寺があるので鐘の音が毎正時聞こえて、とても癒される空間が広がっております。

*『精進料理 醍醐 』をオープンさせたきっかけを教えてください。

私の祖母が山梨出身なのですが、祖父の関係で東京に住むことになった時に、当時は戦後間もないということもあり、治安が悪いのでお寺の中に住まわせてもらうことになったそうです。御隠居場を借りて住んでいたのですが、ただ居座るのは申し訳ないということで何か商売をはじめようと考え、寺の中ということもあり、精進料理を始めました。当時は女性が開業した料理屋としては、日本初だったと考えられます。1950年創業なのですが創業時から場所はずっと愛宕にあります。

*『精進料理 醍醐 』の店名の由来を教えてください。

「醍醐味」とはもともと仏教用語であり、「醍」は仏様が悟りを開く瞬間を指し、モノを極める、最高という意味合いがついています。おもてなしを極めるという想いから「醍醐」の名をつけました。

*『精進料理 醍醐 』の強みはなんですか?

お店の強みは「ベジテリアンであること」です。多様性の求められる現代に対応していると自負しております。宗教や主義思考、健康状態に縛られずに本当に誰でも受け入れることができるお食事の提供をしています。「ヴィーガンコース」など特別なコースを別途用意しているわけではなく、野菜しか食べられない方も、お肉やお魚が大好きな方でも、みんなが「同じモノを同じだけ」食べることが『精進料理 醍醐 』の特徴だと思っております。

『精進料理 醍醐 』店主へのインタビュー

色鮮やかなお料理は精進料理とは思えないほど満足感があり、また通いたくなるほどの美味しさ!

精進料理の画像

『精進料理 醍醐 』では築地市場や生産者直送の素材を使用し、旬を大切にした料理を懐石形式で提供しています。

精進料理というと質素で薄味のイメージを持たれている方も多いと思いますが、『精進料理 醍醐 』が提供しているお料理は精進懐石というものでお寺に付属しているわけでもないので、一般的な精進料理のイメージとは違うものを提供しています。そのため、イメージが覆されるほどの鮮やかさのある色鮮やかな料理を楽しむことができます。

精進料理は初めての体験でしたが、一品一品がとても奥深く本当に美味しいとしか言葉がありませんでした。繋ぎで出されたお蕎麦はとても細く、麺汁も美味しくこれだけ単品でおかわりをいただきたかったくらいです。『精進料理 醍醐 』でいただけるお料理は薄味でもないし、量もかなりあるのでとても満足いただけます。

精進料理の画像

『精進料理 醍醐 』は「蘭懐石」「竹懐石」「梅懐石」「菊懐石(ランチのみ)」と昼の部は4種類、夜の部は3種類のコース料理を提供しています。昼の部と夜の部の質は一切変わらず、品数が変わるだけなので、いつ行っても『精進料理 醍醐 』の最高な質を味わうことができます。さらに、季節や旬に合わせた内容にしているので、3週間に1度は内容も変わります。頻繁に来てもらうお客様も飽きずに楽しんでいただけます。

扱う食材も外国などで出会った珍しい食材や野菜、山菜などを使用することもあります。メキシコのイエローピタヤ、ドイツのコーンラビ、アテモヤ、サンソサイ、パクチョイなど世界中には聞いたことのない野菜がたくさんあり、面白いものに出会うたびに仕入れたりもしているそうです。

地味なジャンルに思われがちですが、刺激や驚きを精進料理でも与えられる様に工夫されているので、いつでも美味しい料理と一緒に驚きを楽しむことができます。

帰りは和服の中居さんが庭園を案内してくれて、その時にタワーが綺麗に見えます。ぜひ『精進料理 醍醐 』の非日常の空間で精進料理を味わってみてください!

『精進料理 醍醐 』の想い

日本庭園の画像

ただ美味しい”だけ”の場所ではなく、
それでいて気取った”だけ”の店でもなく、
楽しんで帰る場所、
また来たくなる場所と思っていただきたい。

『精進料理 醍醐 』では、フードロスや環境保護など、水資源問題、ゴミの削減、森林伐採、売り上げの一部は環境保護に寄付など様々な活動を行っています。

「数ヶ月前にはフランスのシャンパン、ルイナール社とも今後の環境保護対策についてメディアの前でオンライン会談を行ったりと、精進料理を扱うからこそ、この様な社会問題に一石を投じられる様な存在として活動していきたいし、常に模索している。」と語ってくださいました。

『精進料理 醍醐 』は都営三田線「御成門駅」A5出入口より徒歩5分

『精進料理 醍醐』は都営三田線「御成門駅」A5出入口より徒歩5分のところにお店を構えています。

都営三田線「御成門駅」A5出入口を出て、日比谷通りを右手に進みます。「芝郵便局」を過ぎた道を左に曲がりしばらく真っ直ぐ進むと、十字路があるので、そこの信号を渡たところに『精進料理 醍醐 』があります。

  • 駅からのアクセス
    都営三田線「御成門駅」A5出入口より徒歩5分(370m)
    東京メトロ日比谷線「神谷町駅」3番出入口より徒歩5分(390m)
    東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」A1出入口より徒歩6分(480m)

  • バス停からのアクセス
    東急バス・東急トランセ 東98「慈恵会医大前」より徒歩2分(140m)
    都営バス 東98「慈恵会医大」より徒歩2分(140m)
    東急バス・東急トランセ 東98「愛宕山下」より徒歩3分(200m)

  • 営業時間
    昼の部:11:30~14:00(最終入店)
    夜の部:17:00~20:00(最終入店)

  • 定休日
    年始のみ

    ※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店の際は事前に店舗へご確認ください。

  • 支払い方法
    ・カード可(VISA、JCB、AMEX、Master、Diners)
    ・電子マネー不可

  • 禁煙・喫煙
    全席禁煙

  • 駐車場
    あり

店舗情報

精進料理 醍醐
〒105-0002 東京都港区愛宕2-3-1
03-3431-0811