【曳舟】優しさ溢れる店主の真心こもった一杯を『向じま ぜんや』

ほっこりと店主の心感じるお店づくりと、胃袋を温める優しい味わい

外観
『向じま ぜんや』さんお店外観

今回は東京都墨田区にお店を構える、こちらのうどん屋さんにクローズアップ!
「スカイツリーからもほど近い、この辺で長く愛されているうどん屋さんといえばここ。
笑顔が溌剌とした店主が営みこのお店のうどんは、コシはほとんど無くツルツルとして柔らかい麺
スープは黄金色で透き通る塩味を抑えたが旨みがしっかりしていてこの時期には体に優しく染み渡っていくような感覚がたまりません。出しの効いた汁は澄んだ色をしている関西風で、昆布出汁の旨味がたっぷり利いています。私はここのうどんを食べないことには秋冬は越せないほど、この店のうどんが大好物で、長く変わらない味を貫き続けるお店の気概と店主の優しさはどこか実家に帰ってきたかのような安心感があります。このエリアの粋なうどん屋さんです。是非サイトでも紹介してください!」とTUNAGARIユーザーの口コミ情報を受けて駆けつけた、『向じま ぜんや』さんを取材させていただきました!

お店は東武伊勢崎線 / 曳舟駅 徒歩4分と駅チカ。周辺の京成曳舟駅、押上駅の各駅からも徒歩10分前後の好立地です。スカイツリーからもほど近いエリアにたたずんでいるので、お買い物の道中にも立ち寄りやすいのも嬉しいですね。

お店の外観は昭和のレトロな風情を感じさせます。
のれんをくぐって早速お店の中に入ってみると、店内は和のアットホームな空間が広がっています。ゆったりとしたテーブル席のほか。小上がりになったお座敷席も用意されているので、ご家族での利用はもちろん、グルメな休日にもムードを演出してくれます。

人気のエリアに佇む老舗うどん店『向じま ぜんや』さん。今回はそんな愛され続ける評判のお店の魅力に迫りました!

親孝行のために継いだ二代目の意志が1981年から変わらない味を出す

店主沼田さん
優しい心意気感じる店主・沼田正善さん

『向じま ぜんや』さんは、先代から引き継がれるこだわりのダシと、つるんと滑らかな喉越しが評判のうどん屋さん。手打ちうどんならではのコシと、その胃袋に染み渡っていくような優しい汁の味は一度口にすると病みつきに。

店主の沼田さんにお話をお伺いすると、親孝行をと考えた跡を継ぎ、二代目店主として切り盛りされているそう。もともと沼田さんの祖父の代からご商売の家だったそうで、幼い頃から商売をみて育ってきた沼田さんにとって、街への恩返しや恩送りは、商売の上で大切なことだと身体に染み付いたそう。
お店の跡を継ぐきっかけとなったのは、沼田さんのお父様が体を崩された時。35年続けていた手打ちうどんの職人としてお店を切り盛りしてきたお父様も、これから力仕事で継続していくのが難しいことを悟った沼田さんは、一念発起してお店の二代目として家業を継ぐことを決意したんだそうです。

下町の恩をかえしていくことで、継続することが大事だと思っています。ずっと同じで一生続けていくことは不可能だと思うので、飲食店もどんどんかたちを変えていくということに着目して今やっています」と話す沼田さんの豪快とも言える笑顔は、この街の父のような暖かさと貫禄を持っているように感じました。

実は『向じま ぜんや』さんは「えがおギフト」というこどもに無料で食事をしてもらう仕組みを展開しているお店としても知られています。
元はこども食堂という支援に参加していたそうで、子供食堂とは地域住民や自治体が主体となり、無料または低価格帯で子どもたちに食事を提供する支援することを目的としたコミュニティでした。
しかし、それまで飲食店8店舗でやっていたこのこども食堂の考えは、コロナで縮小し、休止になってしまったんだそう。

沼田さんはコロナの世情といえど、この考えが止まってしまうことに対し疑問を抱き、こども食堂にかわる、「えがおギフト」をはじめたんだそう。
沼田さんが精力的に参加している町会やお祭り、地域密着のボランティア奉仕、社会奉仕やこども応援活動は彼自身の心意気そのもの。

仕事がひとつだけで生きていける時代ではないと感じている沼田さんは、クラブハウスで毎晩6時間くらい配信しているそうです。コロナ禍の中で、密にならないようにボランティアの集まりができにくなったことをきっかけに、クラブハウスはえがおギフトを広めるため始めたんだそうです。

そのスタートが縁となり、クラブハウスで事業を立ち上げる話が持ち上がたそうで、今後はクラブハウスのインフルエンサー事務所を立ち上げる予定だそう。下町のうどん店が始める新しいビジネスの着想に、今後も目が離せません。

また、お店では。街の子供達だけでなく伝統を伝え続ける落語家さんの支援も行っているそうです。落語会もやっているので、イベントに参加する感覚でお店に立ち寄ることができるのも、他店と違った取り組みを感じさせてユニークですね。

利益0でありながら、優しさ一本で魅せるその気概や真心の源は、「こども達の未来を明るくしたいから」なんだそう。
伝統にこだわりを持ちながら、未来を明るく照らしてくれるようなその真心は、料理の優しい味わいに体現されているように取材を通じて感じました。

今後の事業展開は各種SNSでも発信していくそうですので、是非貴方もチェックしてみてください♪

『向じま ぜんや』の想い

身体も心もポッカポカにする
数寄屋造りの和室空間でうどん専門店です。
一品料理やお酒もご用意しております。
是非お気軽にお立ち寄りください!

『向じま ぜんや』オーナー・沼田正善

『向じま ぜんや』は東武伊勢崎線 / 曳舟駅 徒歩4分!

『向じま ぜんや』さんは東武伊勢崎線 / 曳舟駅 徒歩4分とアクセスも良好!周辺の京成曳舟駅、押上駅の各駅からも徒歩10分前後の好立地でお買い物の道中にも立ち寄りやすい♪

  • アクセス情報
    ■駅からのアクセス
    東武伊勢崎線 / 曳舟駅 徒歩4分(270m)
    京成押上線 / 京成曳舟駅 徒歩8分(630m)
    東京メトロ半蔵門線 / 押上駅 徒歩10分(760m)
    ■バス停からのアクセス
    都営バス 草39 向島五 徒歩3分(210m)
    都営バス 墨38 押上二 徒歩3分(240m)
    都営バス 草39 東向島一 徒歩4分(300m)
  • 営業時間
    平日・土曜
    ランチタイム  11:29〜14:00(水木は昼のみ営業)
    ディナータイム 17:00〜20:00(L.O.19:30)
    ※2021年12月末までディナータイム営業お休み
  • 定休日
    水曜日、日曜日、祝日
  • 駐車場
    なし(近隣のコインパーキング有り)
  • 禁煙・喫煙
    全席禁煙(外に簡易の喫煙所をご用意)
  • 決済方法
    ・各種クレジットカード決済利用可 :VISA、マスター、アメックス、DINERS、JCB、Discover
    ・電子マネー決済利用可 :Suica、PASMO、iD、QUICPay、ApplePay
    ・QRコード決済 利用可 :PayPay、LINE Pay、au PAY、メルペイ
  • 公式SNS情報
    『向じま ぜんや』さん
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※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。

店舗情報

向じま ぜんや
〒131-0032 東京都墨田区東向島2丁目8−4
070-6562-4339/mukoujimazenya@gmail.com
『向じま ぜんや』
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