【布施】台湾が発祥のカステラ!ふわしゅわな新食感カステラ『台湾カステラ四季堂』

台湾スイーツの新たな刺客“台湾カステラ”を布施で発見!『台湾カステラ四季堂』

今回は大阪・布施駅周辺にある、台湾が発祥の“ふわしゅわ食感なカステラ”が巷で話題を呼んでいるお店『台湾カステラ四季堂』へインタビューさせていただきました!

『台湾カステラ四季堂』外観

発祥の地・台湾を思わせる赤い看板が目印のお店『台湾カステラ四季堂』。近鉄・布施駅を降りて、西側にある元町商店街を布施側から入ってすぐの右手にお店はあります。2020年10月29日にオープンしたばかりの『台湾カステラ四季堂』ですが、筆者がお店へ訪れた際には若者を中心にお客さんが長い列を作っており、すでに人気店の風格が感じられました…。

もともとタピオカミルクティー専門店を営んでいたお店をリニューアルして、新たにオープンしたのがこの『台湾カステラ四季堂』です。お店の立ち上げの際に、“他にはない独自のものをやりたい”と考えていたオーナーは、まだ日本ではあまり親しみのない台湾が発祥の“台湾カステラ”を主軸にしたお店にすることにしたんだそう。また、この周辺は年配の方も多いそうで、日本で昔から親しまれているカステラならば老若男女問わず売れるのではないかという考えもあったんだとか。台湾のスイーツに精通したオーナーが立ち上げたというだけあってすでに話題を集めており、どんどん口コミも広がっていっています!

ところでみなさん、「カステラ」という名前の由来は知っていますか?
「カステラ」がどのように日本へやってきたのかは諸説あるようですか、かつて存在していたカスティーリャという国で作られていたお菓子が“カスティーリャ・ボーロ”という名前で世界に広まり、のちに日本とも国交が盛んになるポルトガルにも入ってきました。そして400年ほど前に、日本とポルトガルとの国交(宣教師の往来)の際に日本にも“カスティーリャ・ボーロ”が入ってきて、だんだんと名前を変えてカスティーリャ・ボーロ→カステーラ、そして現在のカステラになったと言われています。

台湾・発祥の“ふわしゅわな新食感のカステラ”はスイーツ好き必見です!!

「台湾カステラ」の写真
味のあるお店の刻印が素敵です。

『台湾カステラ四季堂』では、台湾が発祥の人気スイーツ“台湾カステラ”に加えて、台湾ミルクティーやバスクチーズケーキ等の各地で流行っているスイーツもいただくことができます。

普通の日本のカステラと何が違うの?という方のために少しご説明を!
「台湾カステラ」は、台湾の北部にある湖畔の美しい景色が魅力的な港町「淡水」の名物です。
現地では焼きたてのケーキという意味を持つ“現烤蛋糕(シエンカオダンガオ)”という名で呼ばれています。日本でいうシフォンケーキに似たスイーツで、ふわふわ・ぷるぷる・しゅわしゅわといった食感が楽しめるカステラなんです。また、台湾カステラは炊飯器でも作ることができるため、お家時間が増えてきたことをきっかけに“巣ごもりスイーツ”としても今大注目されているんです!
その独特な食感の秘密はたっぷりのメレンゲ蒸し焼きにあります。しっかりとふわふわになるまで泡立てたメレンゲを生地に混ぜ合わせ、オーブンでじっくり蒸し焼きにするのがカステラのふわしゅわな食感を生み出すポイント!また、ベーキングパウダーを使用せずに卵の力だけで膨らますことにより、日本のカステラとはまた一風違った、唯一無二のカステラを楽しむことができるんです。
さらにこちらのカステラは、時間経過に伴って食感や味わいが変わる不思議なスイーツでもあるんです。焼き立てはふわふわ感が強い食感で、卵の優しい風味が際立ちます。粗熱が取れてくると、しっとりさが増しぷるっと感が出てきて、甘みが引き立った印象に。冷蔵庫で冷やすと、ひんやりとした生地がしゅわっと儚く口の中でとけていきます…。

「台湾カステラ」の写真
みてください!自家製カステラのこのふっくら加減!まるでふかふかのお布団のよう…。

そんな台湾カステラを『台湾カステラ四季堂』では、本場・台湾の伝統製法にこだわってお届けしています。
「メレンゲの立て方にこだわりがあります。メレンゲ次第でカステラのふわふわ具合が変わってくるんです」とオーナー。お店では卵を贅沢に使った生地を、台湾の伝統製法で90分かけて丁寧に焼き上げています。そうしたできあがったカステラはとにかくふわふわでしっとり感があり、口へ運ぶとあっという間にとけてなくなってしまいます…。鼻に抜ける卵の優しい風味もたまりません!また『台湾カステラ四季堂』では、イースト、ソーダ、ベーキングパウダー、などの化学添加物は使用していないのもポイントです。

「プレーン」の写真

『台湾カステラ四季堂』の台湾カステラは、定番の「プレーン」680円(写真上)、ふわふわの生地にクリームをたっぷり挟んだ「生クリーム」780円(写真左)、コクのあるチーズを練りこんだ「チーズ」780円(写真右)の3種類のフレーバーを楽しむことができます。まずは自家製のカステラをじっくり堪能できる「プレーン」を、甘いもの好きの方やスイーツ感がっつりのカステラを楽しみたい方は「生クリーム」を、甘すぎるのはちょっと…という方は甘じょっぱさが軽食にもぴったりな「チーズ」をおすすめいたします♪

さらに上記の3種類のカステラに加えて、新しいフレーバー2種類「ココア」と「抹茶あずき」が登場しました!
「ココア」800円は、チョコ生地とプレーン生地をランダムに混ぜてとら柄に仕上げた見た目にも楽しい一品です。卵とチョコの風味が合わさった、コクがありつつも優しい甘みがたまりません。「抹茶あずき」830円は、抹茶を練りこんだカステラ生地の下に甘いあずきを敷いて仕上げました。抹茶のほろ苦さとあずきの甘みが絶妙にマッチします!

さらに『台湾カステラ四季堂』では自家製のカステラだけでなく、香港の隠れたスイーツ「楊枝甘露(ようしかんろ)」も味わうことができるんです!
「楊枝甘露(ようしかんろ)」という名前は初めて聞いた方も多いのではないでしょうか?
「楊枝甘露」は、マンゴーの濃厚な甘みとポメロ(柑橘系の一種)の独特な酸味、そこに合わさるタピオカの食感も楽しめる現地では定番のスイーツの1つなんです。「楊枝甘露」の作り方は、マンゴーピューレをベースに、ミルク類を混ぜ合わせてコクとまろやかさ加えます。さらにココナッツミルクやコンデンスミルク等、作り手によってミックスされるものも変わってきます。そうしてできあがったジュースに角切りにしたマンゴー、粒をほぐしたポメロ、もちもちのタピオカを加えてよく冷やせば「楊枝甘露」の完成です!

そんな爽やかな南国感満載のドリンク「楊枝甘露」を『台湾カステラ四季堂』では、Mサイズ600円、Lサイズ700円の2サイズをご用意!マンゴーを主役とした特製ドリンクは甘さとコクの両方が楽しめ、さらにポメロの酸味がアクセントを加えて、もちもち食感のタピオカが合わさることで満足度も充分!ぜひこの機会に香港の大人気スイーツも味わってみてくださいね♪

まだまだ『台湾カステラ四季堂』には紹介したいスイーツが盛りだくさん!コンビニでも話題の新食感のチーズケーキ「バスクチーズケーキ」も『台湾カステラ四季堂』では堪能できちゃいます!

「バスクチーズケーキ」についても、ちょっぴり豆知識をご紹介いたします!
フランスとスペインの両国にまたがる場所にあるバスク地方の「ラ・ヴィーニャ」というバルで販売されていたチーズケーキが「バスクチーズケーキ」の始まりです。ちなみに、現地では「バスクチーズケーキ」という名前では呼ばれていないんです…。「ラ・ヴィーニャ」ではTarta de Queso”というスペイン語でチーズケーキを意味する名称で提供されています。そして外部では、発祥の地であるバスク地方にちなんで「バスクチーズケーキ」と呼ばれるようになりました。
「バスクチーズケーキ」は日本でも親しみのある“ベイクドチーズケーキ”にとてもよく似ているのですが、ベイクドチーズケーキよりもより濃厚でしっとりした食感と味わいを楽しむことができます。

『台湾カステラ四季堂』で提供している「バスクチーズケーキ」は、表面を黒く焦がした濃厚な風味としっとりとろけるような口当たりを楽しめるのが特徴です!
サイズの方は、直径7㎝の「ジャストサイズ」350円、直径10㎝の「満腹サイズ」700円の2種類をラインナップしております!自分へのご褒美には1人分にぴったりの「ジャストサイズ」を、がっつり食べたい方やシェアしたいという方には「満腹サイズ」がおすすめです。
同じく『台湾カステラ四季堂』で販売している「台湾紅茶ミルクティー」との相性も抜群なので、ぜひこちらも合わせてどうぞ♪

どんどん新しいことに挑戦する敏腕オーナーが営む『台湾カステラ四季堂』

2020年10月のオープンから変わらず、台湾のスイーツを中心に各地の流行を敏感に察知したメニューを展開してきた『台湾カステラ四季堂』。
お店の看板メニューの“台湾カステラ”はすでに売り切れも続出するなど、敏腕オーナーの先見の明が光る形となりました。筆者がお店に訪れた際も、嬉しそうにできたてのカステラを抱えるお客様の姿を多くお見受けし、『台湾カステラ四季堂』の人気が爆発する光景が鮮明に浮かび上がりました…。また、台湾カステラのみならず、種類豊富なスイーツをラインナップすることでいろんなスイーツに興味のある方の集客にもつながり、お店の盛り上がりにも一役買っているのではないかという印象がありました。どんどん新しいものを取り入れる『台湾カステラ四季堂』のオーナーはやはり“かなりのやり手”です…!
そんなオーナーは最後に「『台湾カステラ四季堂』をできるだけ長く続けたいです。100年経っても残っているように…」と力強く語ってくださいました。

大阪・布施駅近くにお越しの際は、『台湾カステラ四季堂』へぜひ足を運んでみてくださいね!台湾生まれのカステラに楊枝甘露、バスクチーズケーキなどなど…あなた好みのスイーツに出会えること間違いなしです☆

『台湾カステラ四季堂』は近鉄・布施駅から徒歩1分

『台湾カステラ四季堂』は近鉄・布施駅から徒歩1分のところにお店を構えているのでアクセスもばっちりです!

営業時間は、11:00~20:00になります。

定休日は定めていません。

※新型コロナウイルスの影響で、営業時間・定休日に変更の可能性があるので、来店前に店舗に確認してください。

店舗情報

台湾カステラ四季堂
大阪府東大阪市足代1丁目11−9
090-6595-0661