【平塚】まるで童話の世界『LittleParty（リトルパーティー）』で絶品キーマカレー

引き寄せられたのはまるで「妖精の家」

今回は神奈川県平塚市に店舗を構える、こちらのお店。
「まるで童話の世界に迷い込んだようなお店。可愛らしいのはお店の外観だけではないので是非紹介して欲しい」とユーザーからの口コミ情報を受けて駆けつけた、『LittleParty（リトルパーティー）』さんを取材させていただきました。

平塚駅東口を出て10分ほど歩いた住宅街にある、まるで子供の頃に読んだ童話に登場するお家のような、不思議と引き寄せられる様な、魅力ある外観が飛び込んできます。
早速、中に入ってみると、可愛い看板犬、愛称「ガル店長」がお出迎え。ワンコに連れられ店内を進むと、そこにはアートと自然の織りなす独自の世界が広がっていました。

口コミ通りのお店の世界観に、装飾・雑貨の細部まで、思わず時間を忘れて見入ってしまうほど。
そんな『LittleParty（リトルパーティー）』のオーナーにお店オープンのきっかけや、この独特の引き込まれるような空間へのこだわりを伺ってみました。

『LittleParty（リトルパーティー）』さんのオープンのきっかけは？

「元々私は美大卒で、造形作家として活動してきました。今までですと、個展や招待作家等、芸術活動を行ったり。造形作家として空間をつくって、そこに人が訪れる、そこに喜びや楽しさを感じるんです。それを形にしたといったところです。見栄をはらず、空間のムード、場をつくるのが幸せなんです」

『LittleParty（リトルパーティー）』さんの独特の引き込まれるような空間のこだわりは？

「こだわりというよりも、ここはカフェ、というとちょっとしがったイメージで。カフェというスタイルをとると公になってしまうから、日常的に個展を開いている様な感覚というのが近いかもしれません」

そんな不思議とスローで優しい時間の流れるオーナーとのお話を通して、この空間がまさにオーナーの心を写すものなのではないか、と思わず感じました。
今回はそんなひっそりと心のセカンドプレイスのように寄り添う、『LittleParty（リトルパーティー）』さんのお店の構造や、人気のメニューもリサーチしました。

五感を鮮やかに刺激する、アートと食の融合

『LittleParty（リトルパーティー）』さんにはフロアが二つあります。
■Gallery Monotone ー物音ー
その広さは約10畳ほど。この空間が目にも楽しい『LittleParty（リトルパーティー）』さんならではのオリジナリティーを放つ空間です。独自の世界を見せながらも、包み込むような安心感があるのがまた不思議。

■Cafe Color ー殻ー
三人から貸切が出来る空間なんだとか。大好きな人と、ちょっと篭りたくなっちゃう、そんな空間です。

まるでアトリエのようなこの空間で、実はひっそりと話題になっているのがここで出される「キーマカレー」。『LittleParty（リトルパーティー）』さんでは、基本のフードメニューは一種類のみ。そこがこだわりでもあります。
その理由は、きちんとおもてなしをするため一種類を極め、ホンモノを提供する、という思いを込めているんだそうです。

そんな『LittleParty（リトルパーティー）』さんのキーマカレー。

色鮮やかなキーマカレーは運ばれてきた瞬間、ライターも思わず「わぁ！」っと笑顔になってしまうほど。キレイに盛り付けられたサフランライスに、ちょこんと乗ったプチトマト、ズッキーニなど緑黄色野菜が、お皿をキャンバスに見立てたように飾られていて、ついつい食べるのがもったいないと思ってしまいます…！

しかし、ライターたるや、もちろん食レポ！
見た目の鮮やかさは、口に運ぶとじっくり丹精込めて作られた素朴で深みのある味わい。素材本来の味も生きていて、じっくり丁寧にローストされた「野菜の甘味」を感じます。
ごろごろとした具に、食べ応えもバッチリ。目でも味でも、オーダーした人を虜にするキーマカレーです。